バッサリやな

 阪神のカイル・ケラー投手(29)以外6人の外国人選手が来季の構想から外れ、退団濃厚であることが14日、判明した。すでにラウル・アルカンタラ投手(29)、ジョー・ガンケル投手(30)、アーロン・ウィルカーソン投手(33)は帰国しており、CSに出場していたジェフリー・マルテ内野手(31)、メル・ロハス・ジュニア外野手(32)、アデルリン・ロドリゲス内野手(30)も近日中に帰国する見込みだ。

 マルテは右足のコンディション不良で故障離脱を繰り返し、33試合出場で打率・256、1本塁打、11打点にとどまった。ロハスは89試合に出場したが、打率・224、9本塁打、27打点。今季途中に加入したロドリゲスも24試合出場で打率・154、2本塁打、9打点と精彩を欠いた。

 一方、ケラーは開幕直後に2軍降格したものの、6月に再昇格すると本領を発揮。34試合で3勝2敗、5ホールド、3セーブ、防御率3・31の成績を残した。来季も中継ぎの一角として期待される。