いま既婚女性が”女性専用風俗”に次々とハマっている意外な理由

“母性本能”をくすぐられてハマりそうになったメグミ
都内に住む40代の教員・メグミさん。女風の利用スタイルには厳格なマイルールを定めている。女風を利用するのは「彼氏ができるまで女として枯れないようにするため」だという。

「セラピストの新人割や期間限定サービスで2時間1万円になっているときしか行きません。それ以上は絶対に払いたくないので。1万円でも高いけど普通にオイルマッサージやリンパドレナージュに行っても1万円ぐらいはかかるから、1万円だったら女風もありかなと。リピートをすると正規料金になってしまうので2回以上同じセラピストを指名することはありません。実は、性感も性行為もそれほど良くはありませんでした。正直、これまで彼氏とやってきたセックスのほうが断然気持ちよかった。女風に行くたびに、これまでつき合ってきた男性たちに私は愛されていたんだなあって再確認しています(笑)」

そんなメグミさんでも1度だけリピートするかどうか迷ったことがあるという。

「セラピストが自分の好みの人で少しでも『いいな』と思ってしまうと、その人のことを忘れられなくなるんですよ。そのセラピーのことはリピートしようかと思いましたし、少しでも繋がっていたくてチマチマとメッセージを送ったり、ツイッターをチェックしたりとちょっとした沼にハマりかけました」

「マイルールを守ることが自己肯定感を上げるんです」というメグミさんでさえ、マイルールを破りそうになってしまったのだ。その理由について、

「私なりの考察ですけど、母性本能に近い感情があるんじゃないでしょうか。私は子供がいますが、生まれて初めて抱っこした瞬間にバーッて何か大きな感情が芽生えた感じがしたんです。それにちょっと近い感情です。恋に落ちるのと少し違う。そういう女性特有の感情があるから引っ張られやすいのではないでしょうか。たぶん男性が風俗に通うのとは違う感覚ですね」