小山町須走の県道で観光バスが横転し、乗客の女性が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで御殿場署に現行犯逮捕された運転手の男(26)=埼玉県飯能市美杉台5丁目=が高速で走行するバスを手動で制御するため、エンジンブレーキと補助ブレーキ(排気ブレーキ)の作動を試みていたことが15日、関係者への取材で分かった。

 フットブレーキを下り坂で多用したことで利きが悪くなり、容疑者が「ブレーキが利かない」と話した直後、二つのブレーキを使って減速を試みたとみられる。
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