11月8日の米議会中間選挙に向けて、ニューヨーク州の連邦下院議員に立候補している無所属候補が、自身の主張に注目してもらうための手段として自らのセックス動画を公開した。

長年ニューヨーク州選出の下院議員を務めてきたジェリー・ナドラーの対立候補としてニューヨーク市マンハッタン中心部を選挙区とする第12区で出馬したマイク・イツキス(53歳)は、13分間の動画を「話題の種」として人気のポルノサイトにアップしたと、10月14日にニューヨークのニュースメディア、シティ&ステートに語った。「バケットリスト・ボナンザ」と題された2021年の動画には、彼がAV女優ニコール・セイジとセックスしている様子が映っている。

自らを「非常にリベラル」と語るイツキスは、「政治について話すだけでは、セックスの問題に対する私の強い信念を示すことはできないと思った」と、シティ&ステートに語った。「だからこういう形をとった。大きな学びの経験だった」

イツキスはみずからの選挙運動サイトで性的権利を支持し、「セックスは結婚している男女だけのものという保守的な考えに積極的に反対する」と述べている。彼の公約には、セックスワークの合法化、婚外性交渉を禁じる法律の廃止、プライバシー権の保護、中絶にまつわる議論を「無計画なセックスをする権利」として再定義するといった項目がある。また「男性は事前の合意なしに実子を養うことを要求されるべきではない」という一文もある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c12e50ed234eeb4ab970bb7fd96de1934eb9a5f
https://youtu.be/UH31PfZh5-w