20日ドラフト 注目の茨城県勢 大津(日鉄鹿島)高い制球力
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プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が20日午後5時から東京都内で開かれる。茨城県関係では日本製鉄鹿島のエース大津亮介(23)=帝京大=を筆頭に、複数選手が指名候補に挙がる。
社会人2年目の大津は高い制球力が持ち味だ。1メートル76センチ、67キロと細身だが、最速152キロを誇る力強い直球に加え、縫い目に指をかけないワンシームやスプリットなど多彩な変化球を巧みに投げ分ける。
今季はチームを都市対抗と日本選手権の二大大会出場に導いた。日本ハムや横浜など10球団から調査書が届いているといい、指名は濃厚そうだ。
茨城日産の本格派左腕、入江空(23)=作新学院大=もリストアップされている模様だ。大学時代に患った肩痛も癒え、150キロ近い速球が戻り、左腕不足に悩む球団の興味が高い。 高校では、霞ケ浦のエース右腕・赤羽蓮=かわち学園=に注目が集まる。189センチの長身から投げ下ろす力のある直球を軸とした力強い投球が持ち味だ。複数球団から調査書が届いており、指名に期待がかかる。
常総学院のバルザー・ブライアン=山方中出身=も楽しみな存在だ。元は内野手だったが、2年の秋から投手に挑戦し、3年の6月には最速154キロを計測した。将来性を買う球団が出てくるか。
独立リーグの茨城アストロプラネッツ(AP)からは、渡辺明貴(22)と楢崎塁(25)=日本経大=の2投手に注目が集まる。高校に在学したまま独立リーグに入り、昨季から茨城APでプレーする渡辺は最速152キロの直球と切れ味鋭いフォークを武器とした本格派右腕。
今季は中継ぎエースとしてフル回転の活躍を見せた。 このほか、茨城APからは長打力が持ち味の土田佳武外野手(24)=和歌山大=と、俊足が光る上田政宗内野手(24)=関東学園大=が指名を待つ。
大学からは、流通経大のリードオフマン藤田祐哉外野手=千葉・専大松戸高=と、日大国際関係学部の後藤友斗内野手=土浦日大高=が志望届を提出している。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
