美術教師「美術室にエアコンつけろ!」→停職3ヶ月
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大阪府高槻市にある中学校の教諭が、美術室へのエアコン設置要望活動などを理由に懲戒処分を受けたのは不服だとして、処分の取り消しを求めて訴えを起こしました。
高槻市立第二中学校で美術を教える好田得二教諭(60)は、市立の全中学校の美術室にエアコン設置を求める活動を続けています。
この活動に関連し、去年7月以降、学校の印刷機や用紙を無断で使ったなどとして、9月30日に大阪府は停職3か月の懲戒処分を下しました。
好田教諭側は「印刷した文書は私的なものではなく、校長の許可を得たものも相当数含まれている可能性があり、他の懲戒事由に比べても処分が重すぎる」として、10月18日に府に対し処分の取り消しを求めて訴えを起こしました。
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教諭は同校で美術を担当。訴状によると、府教委は9月30日、教諭が昨年9月の授業で男子生徒に「コロナ菌が飛び散るから前を向け」と発言したり、
私用USBメモリーを学校のパソコンで使用したりしたほか、学校の印刷機器や用紙を無断で使って美術室へのエアコン設置要望活動のための文書を大量に印刷したなどとして処分した。
教諭側は、生徒には発言を謝罪して解決し、印刷にかかった1万5000円も弁済したと説明。私用USBメモリーを使ったのは業務目的で「処分は重すぎる」と訴えた。
エアコン設置要望を巡って、校長らに不当な扱いを受けたとして、教諭が今年9月、市と府に損害賠償請求訴訟を起こしたことに触れ、「府教委の処分は要望活動の妨害だ」としている。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています