彡(゚)(゚)「今日は…やきうが…」
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ないのでワイは友人とカフェにいた。
夏の日のことだ。
登場人物
ワイ…文字職人をやっている。
先生…ワイの友達。31歳下の彼氏がいる。
ムネ…ワイの友達。先生の彼氏。 ワイ「いやーおつかれやで」
先生「あぁ、おつかれ」
ワイ「今度海行くんやって?」
先生「せや、泊まりでな」
ワイ「泊まり!ってことはついに、ついについにやな!」
先生「やめやめ、こんなとこで恥ずかしいわ」 ワイ「しかし珍しいよな、…あれ、記念日いつやっけ?」
先生「7月6日や」
ワイ「せやせや、せやからまるまる1年、男同士で付き合ってまだプラトニックなんてなぁ」
先生「あんなぁ…、前も言ったけど俺はほんまにあいつを大事にしたいねん」
ワイ「大事になぁ?でも先生割りと性欲強い方ちゃうかった?我慢できるん?」
先生「そら俺だってやりたいとは思うけど…でもこっちから無理やりやるわけにもいかんやん」
ワイ「まぁそういうのは話し合って始めなあかんしな~でもそんな話振ることもできないんやろ?」
先生「んー…せやなぁ…ムネ初めてやし…」
ワイ「ま、ビーチでかわいい彼氏くんの水着姿でも見れば一歩踏み出す勇気も出るんちゃう?」
先生「せやから俺はあいつのことを大事にって…」
ワイ「先に初夜おめでとうのお祝いしとくかぁ?」
先生「あんなぁ…」 1週間後 レストラン
ワイ「おつかれやでー」
ムネ「あ、おつかれ」
ワイ「どやった?海」
ムネ「晴れてて最高だったよ」
ワイ「そらええな、で、どうやったん?夜は」
ムネ「いやー、ここでそれ聞くと?」
ワイ「その反応は…そういうことなんやな…」
ムネ「まあ話すけどさ、まず」
ワイ「いや話すんかい」
ムネ「あの人夜になっても全然そんなことしてこなくてさ、そのまま寝ようとして」
ワイ「なんやー先生結局あかんかったんか?」
ムネ「だからさ、俺からいった」
ワイ「ファッ」 ワイ「そら先生もビビったやろ…どんな感じだったん?」
ムネ「布団で近づいて、浴衣の袖つかんで、…なぁ、したい。って」
ワイ「先生はなんて?」
ムネ「ほんまにええんやな?って聞いて、俺がうんって」
ワイ「はー互いに覚悟決まったんやなあ」
ムネ「そこからは…全部リードしてくれた」
ワイ「まあ上手いやろなぁ先生は」
ムネ「うん、すごかった」
ワイ「どやった?初めてやったんやろ?」
ムネ「マジで気持ちよかった…幸せだった」 ワイ「ひゅー、のろけるなあ、あれ?どこまでやったん?」
ムネ「ん、まあ、入れてくれた」
ワイ「…」ゴクリ
ムネ「優しくて、全然痛くなかった…」
ワイ「…何回したんや」
ムネ「いったのは、向こうが5回、俺が6回」
ワイ「ファッ、それ夜通しやんか」
ムネ「ふたりとも疲れすぎて、次の日朝からクタクタだった…」
ワイ「そ、そらそうよ…すごいな君ら」
ムネ「帰ってきてからも、今んとこ毎日してる…」
ワイ「ファー!進展しまくりやんけ!」
ムネ「ずっとしたかったけど、俺が嫌がるかもと思って我慢してたんだって」
ワイ「まあ、せやろなあ」
ムネ「だから今度から、もっとお互いの気持ちを話そうってなって…」
ワイ「君らほんまにええカップルやな、ワイも幸せな気分になってきたわ」 帰り道
ワイ「せっかくやし先生にメッセージ送っとくか」
『聞いたで、やるやん、漢見せたな』
ワイ「送信、っと…」
ワイ「せや、今度また漢字書いた色紙でもプレゼントしたるか…なんの漢字にしたろ」
ワイ「愛…幸…直接的すぎてダメやな」
ワイ「夏…海…ってのもしっくりこないな」
ワイ「夏の海の光景と二人の愛…お互い気持ちを我慢してたけど、やっと波長が合って…波長…波…?おっ!」
ワイ「これはええぞ~、『ワイさんありがとうございます』と畏まって感謝してもらえるのが目に浮かぶようや!」 ~~~~~~~~~~♪
https://www.youtube.com/watch?v=K0-Dm4wMJpQ&t=102s
青い渚を走り
恋の季節がやってくる
夢と希望の大空に君が待っている
熱い放射にまみれ
濡れた身体にキッスして
同じ波はもう来ない逃がしたくない
君を守ってやるよと神に誓った夜なのに
弱気な性と裏腹なままに身体疼いてる
だから好きだと言って天使になって
そして笑ってもう一度
せつない胸に波音が打ちよせる
いつか君をさらって彼氏になって
口づけ合って愛まかせ
終わりなき夏の誘惑に
人は彷徨う恋は陽炎嗚呼…蘇る
~~~~~桑田佳祐『波乗りジョニー』
END
※全てフィクションであり実在の人物には一切関係ありません。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています