有名監督「最近の映画監督はせせこましい日常の話しか撮らない。なんで拳銃や宇宙人を出さないんだ?」
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押井守:(略)僕よりも下の世代のここ十年くらいに出てきた監督たちの作品は、みんな常識の世界で完結する。地方の高校が舞台だったり、イジメの話だったり。(略)宇宙人も拳銃一丁も出てこない。映画を目指していて、拳銃も宇宙人も出てこないってどういうことなんだろう。批判するとかいう以前に理解できない。なぜそういう範躊でしかつくろうとしないんだろう。だって、やってもいいんですから。エンタテインメントだから堂々とできるのに。わけのわからないことを。でも(略)国内でやっている映画のコンクールでは、拳銃を出すだけで予選とかで落ちますから。そういう価値観が今でも映画の世界にはある。(略)文芸映画的なもの、いわゆる保守本流みたいなものしか期待されてない。その他はカルトやB級というようにイロモノ扱いされる。(略)
[ガン・アクション・ムービー]の世界観のほうがすごく近しくて、自分にとって納得できる。でも、若い監督たちはなぜかそういう方向に行かないで日常生活での心理の綾の話ばかり。
笠井潔: それ、蓮實重彦が元凶ですよ。蓮實が逆張りで小津安二郎を持ちあげすぎたせいで、その亜流か出がらしみたいな映画が日本で主流になった。たとえば是枝裕和ですね。小津の亜流が国際映画祭で少しばかり評価される一方、アクション映画の伝統は絶たれてしまった。(略)
押井: アニメも、最近そうなっています。この前、『君に届け』という作品を観て愕然とした。(略)高校生が延々とぐちゃぐちゃやっているだけ。僕らが演出家になりたての頃はそういうものは一切要求されず、「とにかくアクションをやれ」と。(略) よくわからんが邦画の話なら日本人が銃使ったり白人より前線で宇宙人と戦っても滑稽なだけだろ いうて押井もおっさんがぐちゃぐちゃしてる話ばっかやんけ
イノセンスやったんお前やろ 今一番そういう映画作れそうな日本の監督って庵野くらいか 日本映画で拳銃言うたら黒澤の野良犬やな
後楽園の巨人南海戦も出てきて楽しいし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています