日本ハムの新庄剛志監督(50)が23日、秋季教育リーグ・フェニックスリーグの視察中の宮崎市内で、新外国人として右の大砲の獲得を熱望した。「57発打てる外国人を探してきてほしい」と語り、今季日本選手最多を更新する56発を放ったヤクルト・村上を上回るような長距離打者を望んだ。

 「足の速い選手はそろってきた。あとは、ガツンって。一塁で40発くらい打てる選手がきたら、さあ清宮はどこで使うと。サードへ持っていく。じゃあジェイ(野村)はどこ? みたいな。それも面白い」と指揮官。伸び盛りの若手に力のある外国人を加え、分厚い打線をイメージした。

 新庄監督は「ヌニエスをとってきたりしてね。それはそれでオチとしては面白いけど」と大笑い。ヌニエス再獲得をジョークにしつつ、真のパワーヒッターの加入を心待ちにしている。