大阪桐蔭が済美を破り、春夏の甲子園大会などを合わせて今季8冠を達成した。根尾のほか、藤原恭大中堅手、柿木蓮、横川凱の両投手の4選手が4日にプロ志望届を提出する。柿木も1位指名される可能性が出てきた。この日は8回から登板して9回に3ランを浴びたものの、最速149キロをマークした。今年のドラフトは、スカウト陣が「1位候補が12人そろわない」と嘆く状況だ。ある球団幹部が「根尾と藤原、柿木は同等の評価をしている」と明かしたように、最速151キロ右腕の評価は高い。済美戦を視察した中日の中田アマスカウトディレクターも「柿木は間違いなく(ドラフト2位までの)上位24人に入ってくる」と予想した。