【朗報】るろうに剣心~the beggining~レビュー「覚悟が足りない監督」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
アニメ版で本作にあたる過去編(追憶編)のOVAが大傑作ということで期待して観た。
感想としては、原作の持つダークな雰囲気、
それを見事に世界観を壊すことなく再現したことは評価する!
全体としては最後までシリアスで物悲しい雰囲気で良かった。 だが、ラストの、巴火葬してからのあのBGM。
なんじゃあれ。
なあ大友監督よ。 剣心の過去パートを描く追憶編のアニメは日本アニメ史上最高傑作の芸術とまで言われている。
つまり、これをうまく実写化すれば、地位、名声、この世の全てを手にいれることができただろう。 鬼滅どころの話じゃあねえぜ。
アニメOVAのアメリカでのヒットを考えると、うまくやれば米アカデミー賞作品賞も普通に射程圏内。
日本を代表する世界的な作品になっていたかもしれん。最高級の素材。 つまり「監督生命の全て」をかけて挑むべき価値のある作品のはずだ。
大友よ、お前はその覚悟が本当にあったのか? なんじゃあのラストシーンで流れる、
「イェェエエ〜〜
ぅーゥーゥーウォォーー
イエェエ゛〜〜゛〜」みたいなの。
本当にあのタイミングでこのBGM必要だったか?
とりあえずこれ流せばいいと思ってるだろ?
余韻台無しじゃ馬鹿野郎 アニメ追憶編OVAの方のラストシーンをYouTubeで観ると、巴のストールを首に巻いて戦いに赴く緋村、刀を抱えて一瞬の眠りにつく緋村を後ろから巴の幻が抱きしめるシーンなど、業を背負って切る悲しみを穏やかなBGMがちゃんと表現しとる。 終わりよければ全てよしという言葉がある。
逆もまた然り。
あの変なメインテーマのせいでラストシーンまで積み上げた世界観と雰囲気ぶち壊し。
なんでヒロイン失って間髪なく「決戦じゃああああ!」みたい雰囲気出してんだよ。 ラストの鳥羽伏見の戦いのシーンで1作目冒頭へ繋ぎたいのは分かるけど、それ本当に必要だったか?
どうせその構想をずっと抱いて固着してたんだろう。最終作は1作目冒頭へ繋ぐぞぉ!デュフフ!ってな。
そういうギミックいらねぇから。 視聴者はそんなオナニー求めてないんだよ。
無駄なこだわりは捨てろ。映画の良さを引き出す事だけをみつめろ。
大友よ。
あのな、本当の映画ってのは「心で観る」んだよ
名作ってのはな、全部心で観てんだよ そしてエンディングテーマは最終章の過去編もワンオク固定。
大友。お前ショーシャンクのエンディングにもワンオク流せるか?
ピカソとか置いてある美術館でワンオク流すか?
TPO考えろ 本当にこの作品と向き合ってるなら、
「ワンオク、テメェよォ。追憶編は和風で現代芸術の崇高な作品としてしっとりやるから洋楽かぶれのお前えら邪魔なんだよ
エンディングはオーケストラでやるからとっとと失せろよテメェよ!」って面と向かって言う覚悟もつべきやね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています