0001それでも動く名無し
2022/10/27(木) 12:32:20.60ID:U4tRHUgQd実際に、8月末以降の中信の戦いぶりは見事であった。7月22日にスタートした後期シーズンも、前期同様、楽天がロケットスタートを決め、勝率は一時9割に達し、楽天の前後期優勝で決まったかに思われた。
一方、前期、楽天に4.5ゲーム差の2位だった中信は、前期シーズンの終盤に、ショーン・モリマンドが韓国プロ野球SSGへ移籍、また、テディ・スタンキビッチも家庭の事情により帰国、先発外国人三本柱の2人が退団し、後期はさらなる苦戦が予想されていた。
実際、出足は悪く、8月下旬までは低迷、8月26日には首位の楽天が16勝6敗1引き分け、勝率.727であったのに対し、4位の中信は勝率4割、8勝12敗1引き分けで、7ゲーム差をつけられていた。
しかし、そこから猛チャージがスタート。特に9月16日から10月13日までは、19試合で17勝1敗1引き分けという脅威的なペースで白星をかさね、10月4日、ついに首位に躍り出ると、最後までその座を守った。結局、8月27日から優勝決定まで38試合で28勝9敗1引き分け、勝率は.757に達した。期間中のチーム打率は.284、防御率2.97、投、打、守備の成績は他チームを圧倒した。楽天もこの期間、5割以上の勝率はキープしたものの、中信の快進撃の前に、年間1位の座を守るのが精一杯であった。
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