0001それでも動く名無し
2022/10/28(金) 05:36:42.04ID:8aLtoKmvM【写真】ヤクルト・内山壮に同点3ランを浴びオリックス・阿部がガックリ
吉田正の劇的サヨナラ2ランで対戦成績をタイに持ち込んだオリックスだが、グラウンド外で悲しい事態が起きていた。23日の第2戦（神宮）で9回に内山壮に同点3ランを浴びたリリーフの阿部がネット上で誹謗中傷を受け、球団内でも波紋を広げている。
まさかの同点弾で試合は延長12回までもつれて3―3の引き分け。勝利目前で白星を逃したことから、一部の心ない菌カスかなんかがウィキペディアで阿部に関して「10月23日が没年月日」と設定したり、概要欄が「どないして落とし前つけんじゃ。このアホ」「オリックスファン全員に土下座して引退しろ！」「さっさと消えろボケ」などと荒らされる事態になった。
プロ選手ならある程度の厳しい声は仕方ないとはいえ、度を越えた内容にチーム関係者も悲しむばかりだ。「阿部の活躍がなければ優勝はできていない。何度助けられたことか。それに内山壮に打たれたといってもその後に山田、村上、オスナを抑えている。サヨナラになってもおかしくなかった。そのほうが、よっぽどすごい」と阿部をかばい、他にも「おそらく同じ人が書き込んでいるはず。多くのファンはそんなこと思っていない。（1日で）1試合しかやっていないから（批判が）集中してしまう」「阿部はこんなことでへこむようなやつじゃない。やり返す性格。もちろん、グラウンドでね。でないとあんな役割は務まらない」とむしろ発奮材料にするとの声も噴出した。
ネットによるこうした被害は今や社会問題となり、個人で反撃したりするケースもある。オリックスでも大下、山足などが標的にされるケースがあったが、具体的な対策は採られておらず、球団幹部は「今後は選手会とも話し合っていく必要がある。今はどうすべきとかは言えない」としている。
阿部は26日に自身のツイッターを更新し「元気です。もちろん色々なことをこのまま許すつもりはないですが、打たれたことは事実なので。今は次抑えられるように準備するだけです！ 日本一になりましょう」と前向きなコメントを寄せた。
27日の第5戦は1点を勝ち越された直後の6回二死二、三塁の場面で4番手として登場。山田を中飛に仕留めてピンチをしのぎ、イニングまたぎの7回も無失点に抑えて持ち前の強心臓ぶりを見せつけた。
レギュラーシーズンで44試合に登板して22ホールド、防御率0・61と連覇の立役者となった。29日から舞台は再び神宮球場に移るが、阿部は剛腕で雑音を封じる。
