七回終了後に報道陣の取材に応じたが、会見場のテレビに八回表から登板のオリックス・山崎颯が映ると「これ、颯一郎?ちょっと見せてよ」と、山崎颯の投球を見るために会見場を飛び出した。

 再び会見場に戻ってきた栗山監督は「実績のあるプレーヤー、それから若くて、これから来年にかけて一気に伸びていく選手をずっと探してきた」と優勝争いの中で急成長を遂げる選手にも注目していることを説明した。

 その上で、この日登板した山崎颯と宇田川の名前を挙げて「これから本当に難しいところを投げていくんだろうなと。ギリギリまでメンバー選考を引っ張らせてもらって、こう考えておけばよかったということが無いようにしたい」と今後の若き右腕2人の成長に期待を懸けていた。