ロッテの高卒2年目右腕・中森俊介投手が6回から登板し、打者4人に対し1安打無失点と好投。最速は150キロをマークし、吉井理人監督が「体もでかいし、いいピッチャーになる予感はある」と太鼓判を押した。

 今秋の練習で右太もも裏を痛め、フェニックス・リーグの参加は見送る予定だったが、「ほっとくといつまでも出てこない感じだったので最後の最後、出て来て投げろと。投手なので試合投げないと感覚も分からなくなると思うので」と指揮官が緊急招集。実戦は9月17日のイースタン・楽天戦以来だったが、150キロをマークし1イニングを1安打無失点とアピールした。中森は「今年の最後に実戦で投げることが出来て良かった。来年はどこでもいいので1軍に呼んでもらってチームの勝利に貢献できるように全力で投げることが出来れば」と振り返った。

 指揮官は「今日見る限りではゴロピッチャーなのかなと。ゴロたくさん取れる理想的な無敵なピッッチャーになってほしいなと思ってます」と期待を膨らませた。

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