0001それでも動く名無し
2022/10/31(月) 06:59:55.71ID:J34j1tnM0HLWNきっかけは新樹会副理事長・石坂真一郎さんのひらめきだった。新樹会が運営する東京都調布市の「東京さつきホスピタル」は精神科、心療内科などに加え、発達・思春期精神科外来や一般小児科、児童精神病院を備える特色を持つ。
日本人の4人に1人が精神疾患を経験し、年間300万人が精神科を受診しているが、潜在的にはもっと多くの人がケアを必要としている。精神科病院はどうしても行きづらい雰囲気があるが、地域に開かれた公共施設としての精神科病院の在り方を模索していた。
石坂さんは特に鉄道に詳しいというわけではなかったが、東急線沿線で育ったため東急伝統のシルバーの車体に赤いラインの電車には親しみがあったことから、8500系が売りに出されているというニュースを思い出し、病院に電車を設置すれば子どもたちに喜ばれるだけでなく、気楽に行きやすいワクワクする精神科病院になるのではないかと思いついたのだという。