0001それでも動く名無し
2022/10/31(月) 11:20:19.94ID:lV5f04ZD0HLWN【元虎番キャップ・稲見誠の話】前任者の「俺たち」から一転して「俺の野球」を貫く岡田監督 糸原と坂本…2人の居場所で、その時々の阪神がわかる?
この2人はどうなるのだろうと思っていたら、案の定、〝秋風〟が吹き始めた。糸原と坂本。矢野耀大前監督から全幅の信頼を寄せられたコンビが一転して、居場所を勝ち取れるかどうかの瀬戸際に追い込まれた。上司が代われば、それまでの評価も変わる。
雰囲気にも変化が見られ、役割分担も今までとは大きく異なるケースがある。失策数は5年連続リーグワーストの「86」。ヤクルトとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの最後も守乱で落とした。
長年横たわる拙いディフェンスを受け「守りの野球を目指す」と岡田監督が言った瞬間、糸原の顔が頭に浮かんだ。「捕手は梅野」と明言し、キャプテン制の廃止を示唆した報道を目にした時、坂本の立場を思いやってしまった。
これもプロ野球と言えば、それまでだが、一般の職場よりも、選手の方が立場は危うい。〝ツルの一声〟で決まる。糸原と坂本。2人の今後を自分に置き換えてみれば、背筋が寒い。身につまされる。これはツライ。だからこそ、存在感を示してほしいと願っている。