「餃子の王将」社長射殺 工藤会の凄腕ヒットマン「戦慄の素顔」

10/31(月) 11:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b55e226913e2fda8e26685dd614df8d69b8880a

有利子負債450億円以上--。

00年4月、大東隆行氏(享年72)が「餃子の王将(以下、王将)」の4代目社長に就任した際に直面したのは巨額の負債だった。

「創業者の加藤朝雄氏(故人)が、京都・四条大宮に1号店をオープンさせたのは67年12月です。経営に暗雲がたちこめ始めたのは、約10年後の77年ごろからでした。加藤氏が、同じ福岡県出身の企業グループ経営者A氏と知り合ったことがキッカケです。
A氏の兄はある同和団体のドンと呼ばれ、彼自身も政財界に顔が広かったとか。『王将』が全国チェーンへ成長する過程で、加藤氏はA氏にトラブル処理や建築の認可手続きで頼っていたと聞いています。

93年6月に加藤氏が亡くなると、A氏は友人代表として社葬に参列しました。
雇われ社長を経て3代目のトップに就任した加藤氏の長男や専務だった次男は、さらにA氏との関係を深めます。
A氏の企業グループへの不正取引は260億円にのぼり、そのうち約170億円が回収不能になっていたんです」(全国紙社会部記者)