「究極の循環型社会」 下水汚泥の肥料利用拡大へ、初の官民検討会
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASQBK5K7XQBKULFA007.html
検討会は、岸田文雄首相が9月に「(下水汚泥の)利用拡大により肥料の国産化・安定供給を図る」よう指示したことを受けて農林水産省と国土交通省が設けた。検討会は農水省と下水道を管轄する国交省の幹部や学者、肥料メーカーの担当者らで構成され、年内をめどに利用拡大に向けた課題を整理する。


〈関連〉
肥料高騰の農家に朗報! 福岡市とJA 全農ふくれんが下水汚泥からの再生リンで割安なエコ肥料を開発
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202210.899
JA全農ふくれんは今年度、再生リンと福岡県内JAグループの堆肥を原料とするエコ肥料『e・green』シリーズを8万袋(一袋20キロ)製造する予定だ。

新たに開発したエコ肥料e・greenシリーズは粒状タイプで、栽培する作物に合わせて堆肥やチッソなどの割合を変えた3種類の商品をラインナップしている。


新しいエコ肥料の価格は、輸入リンを用いた従来品に比べて約2~3割安くなるため、肥料高騰で経営上の圧迫を受けていた農業生産者にとって、朗報といえる。