https://uma-furusato.com/news/entry-60894.html

10月28日、新ひだか町静内田原にある北海道静内農業高等学校(佐藤裕二校長)において、藤沢和雄元JRA調教師による講演が行われた。

体育館で行われた講演には生産科学科馬事コースの2年生と3年生が出席。「今後の馬産業を考える会」と題して行われた。

最後に藤沢氏はこれからの競馬界とホースマンに対して「私の収入にはなりませんが、馬券がずいぶん売れていて競馬が盛り上がっています。せりも好調で馬も厩舎にたくさんいます。
働く人は少なくなっていますが、馬は多くなっています。馬にじゅうぶん手がかかっていません。昔よりも質の良い馬が多いんですけど、子どものうちに馴致されていない、引き馬されていない馬が多いです。わがままな馬が多いです。
ですから私が希望しているのは、競馬も盛り上がっているし、馬もたくさん売れているのだから、もう少しみんなで外国の馬のように行儀のよい、上手な引き馬ができる馬をつくってもらいたいとおもいます」
と激励の言葉を送った。