ソフトバンクは3日、王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(82)がPCR検査で新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。

2日夜に37・3度の発熱があり、3日朝の検査で陽性が判明。現在発熱はないが、喉の違和感があるようで、チーム宿舎で静養している。予定していた秋季キャンプ初日の視察は取りやめた。今後は宿舎の部屋で隔離措置をとり、訪問診療などを受ける見込み。入院の予定はないという。

王球団会長はキャンプを前日に控えた2日に宮崎のチーム宿舎でミーティングに参加。選手らに「明日からだね。秋のキャンプは体もできているし、思い切ってやれる。球団も練習の場を準備してくれた。
みんな課題があると思うけれど、おのおのチャレンジしてほしい。主役は君たちなんだからね。シーズンは悔しい思いをしたけど、前向きに考えて、自分自身に厳しくやっていこうや。いいキャンプにしよう。頑張って」などと訓示していた。
ただ、その時はマスクをした上で距離を取っていたため、濃厚接触者は球団職員1人のみとなった。

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