0001それでも動く名無し
2022/11/03(木) 19:26:57.59ID:ZE4b5fWB0研究チームを率いる横浜国立大大学院工学研究院の福田淳二教授(再生医療)は「毛包(もうほう、毛が作られる器官)を含む一定の長さのある毛を、高い精度で人工的に作ることに成功したのは初めて」と話す。論文を10月21日付の米科学誌「サイエンス・アドバンシズ」に発表した。
実験では、黒い毛が生えるマウスの胎児の皮膚から、毛包のもとになる2種類の細胞を切り取り、細胞同士をつなぐたんぱく質の一種を混ぜて培養プレートで培養した。すると、培養を始めてから4日目にほぼ100%の確率で毛包のオルガノイドを作り出すことができた。
さらに、培養から6~10日目にはオルガノイドから黒い毛が生えていることを確認し、培養23日目で約3ミリに伸びた。