鳥取県が新しくオープンする県立美術館の目玉として、アンディ・ウォーホルの現代アート作品を約3億円で購入したことに対し、賛否の声が多く寄せられため、3日、鳥取県米子市で県による住民説明会が開かれました。
 
「憤りに近いものを感じていると述べさせていただきます」
「ウォーホルを知らない人が多いというのは鳥取県が美術振興をサボってきたツケだと思います」
住民説明会の会場には、批判の声も響きました。

問題となっているのはポップアートの巨匠、アメリカのアンディ・ウォーホルの作品「ブリロの箱」。

アメリカのたわしの包装箱をモチーフにした作品で、2025年春に倉吉市に新設する県立美術館の目玉として、県が5点を計2億9145万円で購入しました。

しかし、県議会の常任委員会で購入予定が報告されると、「日本人には全くなじみがなく、アメリカにあってこそ意味がある」「なぜ1点ではなく、5点必要なのか」など批判的な意見が寄せられました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/195347?display=1

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