エリザベートは子供4人を出産後も、身長170wp_、体重50kg、ウエスト50wp_キープと美貌を保つのに固執。
抜群のプロポーション維持のため、背筋をまっすぐするため枕を使わず、先進的な美容体操、競歩、曲芸のような激しい乗馬に励み、
そしてベジタリアンとなり、果物、野菜ジュースだけとか、特別な職人を雇って作らせた牛乳の乳清とか、
生に近い豚肉を食べたり、加熱した牛の血を飲むとか、色々なダイエットに凝って体を壊すほどだったそう。

また腰まで長く1mもある美しい自慢の亜麻色の髪は、30個の卵と香料入りコニャックで毎回3時間もかけて手入れをさせ、
髪が1本でも抜けるとヒステリーを起こすので専属美容師は気を使い、2時間かけて髪を結ったということ。
またエリザベートは歯並びが悪いことを気にしていて、人前で話すときは扇で口を隠す、
なるべく口を開けないように話すので何を話してもよくわからないため、晩さん会でのお客との会話など頓珍漢な応答になることが多かったそう。

エリザベートは、ルイ16世の王妃でハプスブルグ家出身のマリー・アントワネット以上の浪費家といわれ、
フランツ・ヨーゼフ皇帝は、エリザベートには豪華な宝石、ドレスはもちろんのこと、
ギリシアのコルフ島にエリザベートの大好きなホメロスの詩を思わせる絢爛豪華なアキレイオン城の建設(すぐ飽きたそう)、
数十人のお付きを連れたお忍び旅行(偽名を使ってもすぐばれたそう)でのエリザベート専用の贅を尽くした専用の船やお召し列車、
すべて嫌とは言わず好きなように使わせたということ(もちろん税金です)。

そして自分の女官は姑のゾフィー大公妃に当てつけたせいか、マジャール人ばかりを雇い、
そして彼女らには控えめに振舞えとか、自分の旅行への付き添いに結婚の禁止を言い渡したそう。

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