ギョーザの「無人販売所」で万引きの疑い 40代男を逮捕「食べるものに困っていた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f68a35eb82f49c8a7341368a9c3e38f7c9fb42ae

新型コロナの影響で増える「無人販売所」。 そんな中、大阪府守口市の餃子販売店で窃盗事件があり、一部始終を防犯カメラが捉えていた。店側は4日間、張り込みを続け、男が再び商品を盗んだところを取り押さえた。

防カメがとらえた…無人餃子販売所での窃盗の一部始終

店内にある防犯カメラの映像だ。 帽子を目深にかぶった男が入店すると、冷凍庫の中にある商品を次々とポリ袋に入れていく。 料金投入口へ向かい、財布を取り出しますが支払いをせず、そのまま店を出た。

さらにこの前日にも男は同じ服装で入店。 会計は3,000円だが、財布をよくみると…お札が入っていないようにみえる。

被害にあったのは、大阪府守口市にある無人の餃子販売店「業餃業」。 店は今月11日から売上金の計算が合わないことから防犯カメラを確認したところ犯行が発覚。

しらみつぶしに映像を確認すると、この男が毎日、あわせて10回、商品を盗んでいたとみられることがわかり、被害額は約5万円にのぼるという。
4日間の張り込みを続け…40代の男を逮捕「食べるものに困っていた」

店側は4日間、張り込みを続け、21日に男が再び商品を盗んだところを取り押さえ、警察が窃盗の疑いで40代の男を逮捕した。

餃子販売店の運営会社・平山舜さん:
99・9%のお客様はちゃんと支払ってくださるお客様なので、そのお客様をも疑わないといけない状況になってしまったのが心苦しかったです

運営会社は新型コロナの影響で無人の餃子販売店を今年6月から続々と出店。 この店は8月にオープンしたばかりだった。

餃子販売店の運営会社・平山舜さん:
この無人餃子店の業態は24時間やって長く続けて売り上げが立つので。盗難1つでも営業に関わる。正直会社としての方針を考えさせられる(被害)金額だと思います

従業員が男を確保した時、男は「食べるものに困っていた」などと話していたということだ。