https://news.yahoo.co.jp/articles/74cb1f1ee74f1bcafe0fcc5c9dd05e217ebdd285
森友哉捕手(27)のFA慰留を最優先とする西武が、日本ハム・近藤健介外野手(29)がFA宣言した場合に備え、獲得への動きを見せ始めている。

すでに近藤の〝西武愛〟を知る現場サイドの提言をフロントが受け止めたようだが、出て行かれるばかりの西武がFA補強に乗り出すとなれば、2019年オフのソフトバンク・福田秀平外野手(33=現ロッテ)の獲得に動いて以来、3年ぶりとなる。

ライオンズという球団の性格上、Aランクの補償が発生するFA選手の獲得にアクションを起こすのは極めて異例のこと。しかし、今回は森のFA慰留の状況も絡み、リスクを冒してでも獲りに行く価値のある補強とフロントは判断しているようだ。

プロ11年間の通算打率3割7厘、同出塁率4割1分3厘が示す近藤の「確実性」は、主砲・山川が他球団に単独マークされている現状に希望の光を与えるもの。森のFA慰留が成功した上で近藤獲得まで実現させれば、山川の前後を左の強打者が固め、球界屈指のクリーンアップが完成する。