阪神が米大リーグ、レンジャーズ傘下3Aを自由契約となった有原航平投手(30)の獲得調査をしていることが8日、分かった。早大の先輩にあたる岡田監督は、監督就任直後から球団に調査を要望していた。

有原は2014年秋のドラフト会議で阪神を含む4球団が1位指名し、日本ハムが交渉権を獲得。在籍6年間で60勝を挙げた。21年にポスティングシステムでレンジャーズに移籍したが、同年5月に右肩の動脈瘤の手術を受けて離脱。メジャーでは2年間で3勝しか挙げられず、今オフ、自由契約となった。

日米球団の争奪戦になる可能性もあり、虎は慎重に調査を進めていく。

■有原 航平(ありはら・こうへい) 1992(平成4)年8月11日、30歳。広島県出身。彩が丘小2年時に河内少年野球クラブに入団。三和中から広陵高、早大に進学。2015年D1位で日本ハム入団。19年に15勝で最多勝を獲得。20年オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ、レンジャーズに移籍。今季はメジャーで5試合に登板し、1勝3敗、防御率9・45。NPB通算129試合、60勝50敗2S、防御率3・74。MLB通算15試合、3勝7敗、防御率7・57。188センチ、95キロ。右投げ右打ち。

サンスポ

https://news.yahoo.co.jp/articles/2572d62edb683518ac2e45075fdd83fca733f2c2