0001それでも動く名無し
2022/11/09(水) 23:43:04.73ID:DwcQlAcR0全体練習のフリー打撃が始まる直前だった。ノックバットから通常のバットに持ち替え、おもむろに打撃ケージの中へ。少なくとも第3次政権となった2019年以降には見られなかった光景だ。ただ、1995年に現役引退し、すでに30年近く。思ったようにはいかず、素手だった上にどん詰まりの打球もあり「カーッ、イッテ…」と顔をゆがめる場面もあった。
ただ、本人だけにとどまらず苦戦した大久保打撃チーフコーチ、2発の柵越えを放った阿部ヘッドを含め、異例の豪華実演を演出した。原監督は「当たると思ったんだけど、勘違いだった」と苦笑いしたが「改めて選手は偉大だ」と思い知らされた様子だった。
早朝のアーリーワークでは2年目の秋広に対し、スマホの音楽アプリからサザンオールスターズの「TSUNAMI」を流し、歌わせながら連続ティーを敢行した。指揮官には「(1セットで)何百回もやるわけだから考えながらスイングしちゃダメ。神経を歌のほうに。(試合で)いざ勝負という時には意識の中での無意識でのバッティングだから」との思惑があったという。
思考を凝らしながら実りの秋に変えていく。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/244466