0001それでも動く名無し
2022/11/10(木) 16:14:16.02ID:mHaQnYVW0スタンドのファンから拍手が湧き起こる。視線の先には快音を響かせながら、次々と打球を柵越えさせる「背番号3」の姿が。実は直前のティー打撃中に、大山は岡田監督に“魔法”をかけられていたのだった。
言葉としては「スピンをかけろ」。助言を受けた大山は「自分ではそういうやり方かなと…」と、最初はボールの下をたたいてティー打撃を“かち上げていた”。すかさず指揮官が「オマエ、下たたいてるやろ」と指摘。指示はボールの上をたたいて、ラインドライブのスピンをかけるというものだった。
その後に向かったフリー打撃で試すうちに、「何となくですけど“こういうことか”」と徐々に体得。次々と柵越えが飛び出し、「打球の質というか、自分で打っていても違いましたし、投げてもらっている投手の方も『今日ちょっと違ったけど』と」と明らかな変化が表れたという。