0001それでも動く名無し
2022/11/13(日) 08:19:07.37ID:XPAMfs480【写真】塁上から笑顔でベンチに手を振る嶺井
12日に鷹は、関東地方で嶺井への求愛活動も終えていた。3年以上、推定で総額3億円超の契約条件を提示し、来季の正捕手候補として、戦力としての熱意を伝えた。
この好条件に加え、球団からの熱意に嶺井も好感触だったという。沖縄県出身。1学年上の東浜とは高校、大学の両方でバッテリーを組んできた。さらには又吉、嘉弥真と中継ぎ陣に同郷投手も多い。DeNAでは沖縄の守り神に例えられて“ハマのシーサー”と呼ばれているが来季から“鷹のシーサー”として人気が出る可能性も高い。
今季のソフトバンクの支配下捕手は6人と豊富。ただ、正妻の甲斐に代わる第2捕手の経験値の薄さが、補強に動いた最大ポイントとなった。来季12年目、30歳の甲斐が負傷した場合の2番手は大卒3年目の海野、または高卒5年目の渡辺だった。今季は接戦の終盤に9番打者の甲斐に代打が送られることが多く、交代捕手が勝ちパターン投手との実戦勘の部分で、甲斐と差があった。嶺井が加入すれば攻守でウイークポイントを補える。
嶺井は強打の捕手としての顔もある。甲斐は今季130試合でマスクをかぶったが、打率は100試合以上に出場した17年以降でワーストの・180だった。一方で嶺井は9年目でいずれもキャリアハイの93試合出場、50安打、30打点と自慢の強打も復調中。パンチ力も秘めている。
人的補償の発生しないCランクも魅力で、捕手陣の全体的な底上げと、甲斐との正妻争いで競争の活発化も見込める。球団の嶺井への愛は伝わっているようだ。
◇嶺井 博希(みねい・ひろき)1991年(平3)6月4日生まれ、沖縄県南城市出身の31歳。沖縄尚学から亜大に進学。高校、大学で1学年上の東浜とバッテリーを組む。13年ドラフト3位でDeNAに入団。今季は自己最多の93試合に出場して打率.205、5本塁打、30打点。1メートル75、85キロ。右投げ右打ち。