彡(゚)(゚)「今日は…やきうが…」
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「もうええわ、野球の話は。やりたい」
俺はそう言うとマキをぎゅっと抱きしめた。
「ちょ、テル…んっ」
二人でベッドに横たわり、キスをする。
マキはかわいい顔を赤らめていた。
「裸になってや」
もぞもぞと動くマキの上下の服を脱がしていく。
あらわになった綺麗な白い肌に俺の舌を滑らせる。
時々吸い付くと、マキが「あんっ」と声を上げる。
全身性感帯かよ。 「どう?気持ちええ?」
「うん…あっ…ん」
「チンコ気持ちええん?」
「んっ…うん…気持ちい…」
「変態やん」
「恥ずかしいから…」
「変態。もっと感じてや。好きやで」
「テル…んっ…ああんっ」
マキは先にフェラされて俺の唾液でべちゃべちゃになった状態で手コキされるのが好きだ。
時々乳首を舐めながら手コキをし、マキの反応を楽しんでいた。
普段から可愛いマキだが、責められている時はもっと愛らしい。
俺は自分が触られる時よりも、この時間が一番興奮するのだ。
「いく、いっちゃう…んんっ!」 その後俺もマキとキスをしたり時々舐めたりしてもらいながら、
自分でしごいてマキの体めがけて発射した。
「最高やったな」
「うん…気持ちよかった」
「このまま寝よか」
アラームをセットして二人で布団を被る。
「なぁ、テル、俺らってさ…」
マキが話し始めた。 …というのが、だいたい5日くらい前のことだ。
俺は今日も練習の日々だ。
いろんな機会で刺激を受け、自分の課題や方向性も見えてきて
実りのある練習期間になる、
…はずだった。
思い通りに体が動かない。
集中ができない。
モヤモヤする。
今日はそれが一段と顕著だった。
一通りのメニューを終えたところで、監督に呼び出された。 「あれやな、全然あかんな」
「はい…すいません…」
「なんかあったんか、アッチ(プライベート)の方で」
「えっ、うーんと…」
「そら、分かるから、言うてみ、言うてもここならアレ(二人だけの秘密)や」
「はい…、ちょっと、そういう方で悩みがあるっす」
「おーん、そら(若者なら)そう(悩むこともある)よ。どうしたんや」
マキとのことは、今まで誰にも相談したことが無かった。
でもこのままじゃ何も進まない。
この人なら、信用できるだろうか。 「今、付き合ってるのかよくわからない相手がいるんです」
「おーん、アレ(セックス)はしたんか」
「はい、会える時はしょっちゅう…」
「なんで付き合わんのや」
「会える日も少ないし、離れてて一緒に住めないし…それに、男同士やし」
「おーん、あそこのアイツか?」
「なんで…わかったんすか」
「そらそうよ。まあ、見てれば分かるわな、おーん」
「そうっすか…それで、この前もしばらく一緒に泊まったんで毎日やって、最後の日の夜に」
「おーん」
「『これからどうなるんだろう』って言われたんすよ」 「このまま中途半端な関係を続けるのか、無理してでも付き合うのか、不毛やからもう全部やめるのか、ってことっす」
「おーん…それは…なんて答えたん」
「答えられませんでした」
「なんでや」
「正解が分からないんすよ。好きなのは本気です。多分向こうも。でも…」
「アレなんか」
「そうっす、怖いんです。どれを選んでも結局好きな相手を傷つけるようにしか思えなくて」
「それは…アレやな」
「だから答えを出さずに、とりあえず気持ちいいことして終わる。そうしてきたのに、あいつがそうやって言ってきて…」
「お前が答えなかったら、アレやろ、向こうは」
「『分からんよなあ』って言って、笑ってました。でもちょっと顔見たら泣いてたような気もして」
「おーん」
「見なかったフリして寝ました。最低っすね、俺」 「それからは、アレなん」
「空港でばいばいしてから連絡も取れてないっすね」
「おーん、難しいな」
「やっぱ、付き合ったところで、一緒に暮らすのもできないじゃないですか。俺は我慢できても、向こうはきっと…」
「それは聞いたんか」
「いや、何も言えてないっす」
「おーん、でもな、お前も考えてることはアレやん」
「まあ、その日からずっと考え続けてるんで…」
「それは、言わんとアレちゃうの」
「でもこんなこと話したところで答えもでないですし…」
「あのな、そんなん、アレなんやから、すぐにはアレやで」
「はあ…」
「答えがアレなら、なんでそうなんか言えばええやん」
「言う…ってことっすか」
「ええねん、はっきりせんくても、でもな、好きな人の考えてることはアレやろ」
「すいません、アレやろ…って何ですか」
「何でも知りたいやろ、ってことや」 俺はハッとした。
俺はマキの気持ちがまだ良くわからないから、
それを分かることができないと思いこんでいたから、
勝手に自分の中であれこれ想像して、悩んで、苦しんでいたんだ。
でも、マキも俺のことを好きでいてくれてるなら、
答えを出すよりも俺の気持ちを知りたいと思ってくれている、そう考えてもいいはずだ。
だから、答えが出て無くても話してみよう、俺の頭の中を。
そして、マキのことも話してもらおう。
そうやっていけば、きっといつかは…
「そういうことっすね、監督、ありがとうございます」
「おーん、そらそうよ」
練習が終わって、俺はスマホを手に取り、マキとのトーク画面を開いた。
END ♪
https://www.youtube.com/watch?v=_k0mJYct4UE
公園の落ち葉が舞って 飛び方を教えてくれている
親切にどうも 僕もそんなふうに 軽やかでいられたら
横切った猫に 不安を打ち明けながら
ああ 君に会いたくなる
どんな言葉が 願いが 景色が 君を笑顔に幸せにするだろう
地図なんかないけど 歩いて 探して 君に渡せたらいい
~back number『アイラブユー』
↑これめっちゃテルマキのアレやと思うんやがどうなん、おーん ※完全にフィクションであり、実在の人物や団体には一切関係がありません。 ワイも保守するから昨日村上がアレ(色紙)持ってきたネタでなんか書いて どんでんアレしか言ってないのに割と会話が成立してる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています