中日は15日、阿部寿樹内野手(32)と楽天・涌井秀章投手(36)のトレードが成立したと発表した。

発表後に中日の加藤宏幸球団代表がナゴヤ球場で取材対応。涌井獲得の狙いを「まだまだ先発としてできると思っている」と語った。
先発投手は「補強のポイントの1つ。十分やってもらえるという判断です」と説明。

一方で今季、9本塁打と57打点でいずれもチーム2位だった阿部の放出については「若い選手を使っていくという方針もあって、
楽天に行ったほうが彼の実力を発揮できるのではないかという判断もあった。
苦渋の決断かと言われれば『そうです』となる」と振り返った。