中日・岩崎翔投手が15日、ナゴヤ球場での契約更改交渉に臨み、4000万減の2800万円(推定)でサインした。
球団からは、来季から育成契約を結ぶことが発表されている。

竜で初めて更改交渉を行った右腕は「トミー・ジョン手術をすると、復帰まで1~2年くらいかかる。
球団から『再来年まで待ちます』と言っていただき、手術に踏み切れた。球団や首脳陣の方には、本当に感謝している」と頭を下げた。

岩崎は、昨年オフにソフトバンクへ移籍した又吉の人的補償として、今年1月に中日移籍。開幕1軍入りを果たし、
3月26日の巨人戦(東京D)で移籍後初登板したものの、四球を与えたところで右腕の異変を訴え降板していた。
岩崎は「本当に悔しかった。立浪監督の勝ちも消してしまいましたし、勝野の勝ちも消してしまった。自分のけがのことよりもそっちの方が悔しかった」と振り返った。

9月には、右肘のトミー・ジョン手術、右肘関節内クリーニング術、前腕屈筋補強術を行い、現在はナゴヤ球場でリハビリを行っている。
来年1月には、スローイングを再開できる見込みも明かした岩崎は
「待ってくれる球団や首脳陣のためにも、治ったらしっかり投げたい。体をパワーアップして戻りたい」と意気込んだ。
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