中日スポーツ「ついこの前まで同類だったオリックスの優勝は中日に勇気と希望を与えてくれた」
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4カ月前まで同類だと思ってた…12球団で貧打記録のブービーだったオリックス 最下位・中日の躍進へ勇気と希望
https://www.chunichi.co.jp/article/573024 ◇渋谷真コラム・龍の背に乗って ◇29日 「SMBC日本シリーズ2022」第6戦 ヤクルト0―3オリックス(神宮)
目の前で26年ぶりの日本一に王手をかけたオリックスを、僕はわずか4カ月前まで竜と同類だと思っていた。今季の中日の総得点414は、12球団最少だ。このチームを追っていると何度も貧打記録を調べることになるのだが、かなりの時期まで最少ではなくブービーだった。
交流戦終了時点で、オリックス(64試合)は174、23本塁打。中日(62試合)は189、35本だった。借金4を抱え、首位とは7・5ゲーム差。大きなお世話だが、僕はひそかに相哀れんでいた。ところがリーグ戦再開以降のオリックスは、もはや同類ではなかった。閉幕時はリーグ4位とはいえ総得点を490まで伸ばし、本塁打も中日の62本を軽く抜き去り、89本まで上積みした。
オリ党は「ナカジマジック」とも「中嶋イリュージョン」とも呼ぶ。僕はそれを「153分の151」に読み取る。シーズン+ポストシーズンで153試合目だが、この日が何と151通り目のオーダーだった。日本シリーズは全6試合が初オーダー。1番に置いた太田が2安打、1四球で先取点のきっかけをつくり、9回は6番・安達が突破口を切り開いた。データを読み、相性を予測する。振れているか、体調はいいか、気温や風向き…。必死に考えた結果が「153分の151」であり、見事な逆転優勝だったのだと思う。
昨年の10月29日、立浪監督は金びょうぶの前で就任会見に臨んでいた。「勝ちに対する執念をしっかり植え付ける」「強いチームをつくる、勝つ野球をするために妥協はしない」。勇ましく出航した立浪丸だが、荒波にもまれ、予定の航路からは外れている。「あれから1年」だと伝えた僕に、船長は短くメッセージを返してくれた。
「早いですね。ふがいない成績ですいません。来年は気合を入れて頑張ります」
中嶋しかり、立浪しかり。監督とは常に必死に考え、孤独に苦しむものなのだ。連続最下位からのリーグ連覇。そして連敗からの王手。もう同類だとは思っていないが、オリックスの躍進は勇気と希望をくれる。 オリックスでも優勝出来たんやし中日でも出来るはずや オリックスはそもそも金はちゃんと出してるからな
投手陣は前から定評あったし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています