パドレスのニック・マルティネス投手(32)が、ソフトバンク時代に同僚だった千賀滉大投手(29)について語った。16日(日本時間17日)、米メディア「ジ・アスレチック」のインタビューで、千賀が各球団と面談する際には「必ずダルビッシュに意見を聞くだろう」と話した。

 パ軍と3年契約を結び直したマルティネスが、親交のある2人の日本人投手について語った。千賀については「彼はえげつない(球を持つ)し、メジャーリーグのためにつくられた選手だと思う。唯一無二の才能を持っているので、ぜひ(パ軍に)来てほしい。肉体的に強いし、大きい。旅しながらの162試合に耐えられる。国際舞台でも圧倒的な成績を残してきた」と素質をメジャーリーグ向きだと評価した。

 パ軍ではダルビッシュ有とチームメートだ。両者をよく知るだけに「(千賀が)球団に会う時は必ずダルビッシュの意見を聞くだろう。多数の球団から求められるだろう。千賀にとってダルビッシュは良い頭脳となる」と話した。

 マルティネス自身も、ダルビッシュから試合への準備方法や投球フォーム、ボールの動かし方について学んでいるという。千賀同様で「ダルビッシュからトレーニングを学んで、この機会に備えてきた」とした。「チャレンジ精神が旺盛。どこに行くのか楽しみ」と話した。

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