0001それでも動く名無し
2022/11/18(金) 01:55:12.14ID:t3qOfsN8dまずは一回、先頭の近本が相手先発の年長組・ゆりちゃん(5)のストレートを叩きつけ内野安打で出塁。
このとき一塁塁審は一度はアウトのジェスチャーをしたものの、矢野監督が一塁塁審のえり先生に激しく詰め寄り判定を覆した。
つづく中野、糸原が三振、佐藤が外野フライに倒れ得点にこそ繋がらなかったものの、指揮官の闘志溢れる姿にチームの士気は大いに高まった。
試合が動いたのは円陣を組んで臨んだ8回、ここまで1安打に抑えられていた大正義阪神打線が相手先発ゆりちゃん(5)に襲いかかる。
先頭の大山が左中間を破る痛烈な当たりでこの試合初めて2塁を陥れると、矢野監督はこの機を逃さなかった。ロハスが意表を突く送りバントを試みるが、バントに不慣れなロハスはバットに当てる事もできず三振。すかさず代打高山を告げると、ボテボテのゴロをファーストたいが君(4)が弾いてしまい、1アウト1,3塁の絶好機を演出する。
指揮官のタクトは止まらない。代打攻勢とばかりに糸井を送り込む。その糸井が期待に応え、ゲッツー崩れの間に1点をもぎ取る事に成功。一塁上でガッツポーズをする糸井に阪神ベンチから歓声があがった。
投げては先発の青柳が緩急をつけたピッチングで7回を無失点の好投。
対するみどり幼稚園のこどもたちは8回、阪神リリーフの藤浪が先頭打者のさらちゃん(3)に四球を与えてしまったのを皮切りにノーアウト満塁と攻めたてるも時既に遅し。突然のゲリラ豪雨に見舞われ、矢野監督の「こどもたちが風邪をひいてはいけない」との粋な計らいで雨天コールドが宣言された。
大正義阪神タイガースの強さ、そして今シーズンの勢いが形として表れたゲームとなった。