実質、オリックスと西武の一騎打ちの様相を呈していたが、水面下では以前から森に興味を持っていた巨人も、森の意向を探るべくアプローチをしていたという。
しかし、今回のFA交渉を主導していたのが森の代理人であったため、それが巨人側にとってはこの交渉をうまく運べない要因ともなったようだ。

そして、オリックスにとってはこれが好都合だった。森が契約する代理人は田口壮一軍外野守備走塁コーチ(53)の代理人も務める人物だっただけに、
オリックス側にとっては交渉のしやすい状況があった。また、FA流出者が12球団最多となる20人目を更新した西武にとっては、
森が今回のキーマンの代理人氏とサインした時点で、オリックス移籍の方向性は決まっていた…とも言えるかもしれない。

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