0001それでも動く名無し
2022/11/18(金) 22:50:04.80ID:LliSxPI30この恒星は、地球から1560光年しか離れておらず、ガイアの観測によってその位置にわずかなズレが起きることが判明しており、以前から “見えない伴星” との連星系の候補として名前があがっていました。
El-Badry氏らは、ジェミニ北望遠鏡による「Gaia DR3 4373465352415301632」の精密な観測を通して、この伴星がブラックホール以外では説明できないことを報告しました。
新たに「Gaia BH1」と名付けられたこの伴星には、ブラックホール以外では説明がつかない性質がいくつもあります。
まず、「Gaia DR3 4373465352415301632」の質量は太陽の0.93倍であるのに対し、伴星の質量は5倍以上、おそらくは9.62±0.18倍であると推定されました。
電磁波の放射が微弱なためにブラックホールと誤って観測されうる天体に白色矮星や中性子星がありますが、
推定される伴星の質量はその可能性を否定するほど大きな値です。
https://sorae.info/astronomy/20221117-gaia-bh1.html