小学校で30年以上教鞭をとり、今はフリースクールで働く教員は言う。
「この20年くらいで子供たちの耐性がとても弱まったと感じています。親や大人がやさしすぎて、家庭でも外でも異質なものに揉まれた経験が乏しくなっていることが原因でしょう。厳しくすればいいというわけではありませんが、かといって過保護であればいいということではありません。過保護か放置か、二極化が進んでいるように感じます。
やさしくされすぎた子供は、小さなことに『圧』を感じ、運動会で転んだとか、給食に食べられないものが多いとか、友だちに嫌味を言われたといったことにショックを受け、学校に行けなくなってしまうことがあります。これは社会人の『新型うつ』の問題にも同じことが言えますね」


不登校児童生徒数が過去最多に…親の過干渉に「生きる力」をもぎ取られた子どもたち

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb4729df36cdaab5c310290fda4e3672f5cc0547?page=2