宮城県南で生産される柿に異変が生じている。柿が丸くならず、9割がいびつな形になっている地区もある。はっきりした原因は分かっていないが、4月の発芽以降の気象条件が影響した可能性がある。昨年も凍霜の被害を受けた農家は2年連続の打撃に頭を痛めている。

■二つや三つに割れ

 「柿を栽培して40年になるが、これほどの変形被害は初めてだ」。丸森町耕野地区の八島哲郎さん(60)がつぶやく。実は多くが二つや三つに割れ、一部が突き出ているものもある。商品となるのは3000個ほど。例年の1割ほどに落ち込む。

https://news.yahoo.co.jp/articles/359318055688408f9eca5c3793c9dd3432b72f14
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