番組で「1番しびれた勝負は」との質問が出ると、糸井氏は「オオタニサ~ン」と一言。オリックス在籍時代の2016年9月13日の日本ハム戦で、投手・大谷と対戦し、164キロを右前打したものの「これはエグいですよ」と衝撃を振り返った。

 特に「エグい」と称したのが切れ味抜群のスライダー。「やっぱり真っ直ぐはもちろんなんですけど、スライダーがエグいです。僕は、三塁にけん制したと思ったんです」と衝撃度を口にすると、共演者から「嘘やん!」とクレーム。それでも糸井氏は本気で「本当に。三塁にけん制したと思ったんです。そしたらサードのレアードがこっちに投げてきたんです。ぐらいのスライダーです」と真顔で話し、トミーズ・雅も「おもろい!」と話しっぷりに聞き入った。

 大谷は今季、メジャーでもスライダーの割合が増えているが、糸井氏は「今年、スプリットではなく、スライダーに切り替えたじゃないですがか。そういうことです。みんな三塁にけん制している、と思っていますよ」と、メジャーでも席巻していると推測。番組では、実際に打席で感じたイメージとして『直角に曲がる』様を実演すると、雅は「ありえへんて!」と大笑いした。