サッカー「カタールW杯」が、イマイチ盛り上がっていない「3つの背景」
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この20年間、最大の国民的コンテンツ
20日夜、『FIFAサッカーワールドカップカタール2022』がいよいよ開幕する。24時から開会式、25時から開幕戦のカタールVSエクアドルが行われ、日本代表の初戦は23日22時からのドイツ戦。その後、27日19時からコスタリカ戦、12月1日28時からスペイン戦が予定されている。 ところが今大会は、開幕間近であるにもかかわらず、コアなサッカーファンを除けば、「大会があることすら知らない」という人も少なくない。先週、民放某局のテレビマンと話したときも、「1998年のフランス大会初出場以降、最も盛り上がっていないのではないか」と危機感を覚える声を聞いた。
サッカーワールドカップと言えば1998年のフランス大会から、2002年の日韓大会、2006年のドイツ大会、2010年の南アフリカ大会、2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会までの20年間、オリンピック以上の高視聴率を叩き出す国民的コンテンツだったはずだが、何が起きているのか。業界内では、主に3つの背景が指摘されている。 カタール開催の悪影響がズラリ
今回のワールドカップが盛り上がらない理由の筆頭は、中東のカタールで開催されること。さかのぼること12年前の2010年に行われた投票で、日本、アメリカ、オーストラリア、韓国を上回り、カタールの開催が決まったのだが、当時から反対意見が続出していた。
反対された最大の理由は、通常ワールドカップが行われる6~7月の暑さ。「試合の質が落ちるだけでなく、選手・観客ともに命の危険すらある」とみられていたから。その後、いくらか気温の下がる11~12月の開催に変更されたが、この時期がまた別の理由で不評だった。 11~12月は全世界のサッカーファンが重視する各国のリーグ戦や各大陸のカップ戦などのシーズン真っただ中であり、今年も例年同様に盛り上がっている。ファンたちは毎週の試合に夢中でワールドカップに意識が向きづらい状態であり、さらに中断して各国の代表に合流していく様子を見て、「何でこんな時期にやるんだよ」という不満の声が漏れていた。
リーグ戦やカップ戦の真っただ中だからこそ各国の選手にケガ人が続出し、「メンバーの質が下がってしまう」という声もある。実際、日本代表で言えば、すでに中山雄太がケガで欠場が決まったほか、冨安健洋、田中碧、遠藤航らの出場が危ぶまれたほか、現在もコンディションが不安視されている。 また、「シーズン真っただ中」というイレギュラーな時期の開催だけに、「ほとんど前哨戦が組めない」のも盛り上がりづらい理由の1つ。日本代表は南アフリカ大会、ブラジル大会、ロシア大会で3試合を組み、開幕までのカウントダウンをするように盛り上がりが増していった過去がある。
その点、今大会の前哨戦は17日夜のカナダ戦のみ。1試合のみで、しかも開幕戦のわずか3日前であり、時間帯も22時30分~と遅く、質量ともに不十分だった感がある。 開催時期以外にも、賄賂やネガティブキャンペーンの疑惑、高コスト運営、移民労働者やマイノリティへの人権問題などの問題もあり、カタールでの開催そのものが盛り上がりに水を差している感は否めない。今月8日、開催国決定時にFIFAの会長を務めていたブラッター氏が、「カタール(開催)は間違いだった。選択が悪かった」とスイス紙に語ったことも、開催直前のタイミングだけに盛り上がりを削いでしまった。
開幕前から「やっぱりカタールの開催は失敗だったのでは」というムードがあるのが何とも残念だ。 放映権の高騰と地上波離れの影響
ワールドカップの盛り上がりに水を差す2つ目の理由は、放映権のさらなる高騰。
2002年の日韓大会以降、ワールドカップの放映権はNHKと民放各社で組織する「ジャパンコンソーシアム」が獲得してきたが、カタール大会の放送はNHK、テレビ朝日、フジテレビの3局のみに留まっている。つまり放映権が高騰したことで、民放の足並みがそろわなくなってしまったのだ。 全64試合中、NHKが21試合、テレビ朝日とフジが各10試合を放送し、民放他局はゼロ。そのため開幕前の盛り上がりを生むゴールデン特番も、14日の『99人の壁 サッカーSP』(フジテレビ系)、18日の『サッカーW杯開幕直前 緊急アメトーーーーク! 日本代表応援芸人』(テレビ朝日系)、20日の『NHKスペシャル サムライブルー ドイツ攻略 ベスト8への道』(NHK)のみの各局1特番に留まっている。
さらに他局は無視に近い状態であり、これでライト層に「盛り上がれ」というのは無理がある。ちなみにネットテレビのABEMAは全64試合を無料配信するが、まだまだ視聴者数の分母が小さいだけに、開幕前の段階から盛り上がりを生むほどの影響力はない。 ただ、放映権の高騰はアジア最終予選のとき、すでに問題視されていた。各局がコロナ禍のCM収入減に苦しむ中、放映権が高騰したことで、日本代表のアウェー戦が地上波で放送されず、有料動画配信サービス「DAZN」の独占配信のみに変更。日本代表の試合を見る機会が減り、「選手の名前と顔がわからない」という人が増えたほか、最終予選の苦楽をともにすることで生じる思い入れが薄れてしまった。
深刻なのは、日本代表の試合が「国民の誰もが無料で楽しめるもの」から、「好きな人がお金を払って見るもの」に変わりつつあること。依然としてメディアにはお金を稼げるコンテンツではある一方で、ライト層を巻き込んで日本中が盛り上がるコンテンツではなくなりはじめている。予選の段階でこの状態が続いた結果、本大会での関心が薄れている感は否めない。 各局が盛り上げづらい理由が山積
テレビ局にとっても、「今回の日本代表は盛り上げづらい」という要素が多く、これが3つ目の理由。
まず「大半を占める欧州リーグの所属選手たちは、シーズン中で取材の機会が限られている」こと。次に、「昨年の東京オリンピックで4位に終わり、『○メダルを獲得した○○選手と○○選手』などとスター選手をピックアップして盛り上げづらい」こと。 また、「森保一監督の選手選考、試合中の采配、メディア対応などが堅実で変化が少ないため、ライト層を盛り上げる演出がしづらかった」こと。「今大会の開幕前は新番組や大型特番の多い秋の改編期であり、早い時期からワールドカップをフィーチャーしづらかった」こと。
さらに、Jリーグの観客層や視聴者層がそうであるように、サッカー好きの年齢層が高いこともテレビ局が盛り上げづらい理由の1つとなっている。特に若いライト層をつかまなければ盛り上がりづらく、フジテレビが「応援隊員」にEXITを選んだことからも、「何とか若年層を取り込みたい」という狙いがわかるのではないか。 なんか盛り上がってないことにされてるけど普通に盛り上がってるよな 今日からの試合ガラガラやろな
昨日ですら明らかに動員やったろ その代わり2026年北米大会は史上空前の盛り上がりになるだろう
まさに世界スポーツ史上最大のイベントになる 昨日、めちゃくちゃ盛り上がってたぞ
勢い100万超えてたやん >>10
南野『俺に評点1つけてた奴忘れねえからな』 >>14
ほんとこれ
書いたこと全部読んでもらえると思ってる 昨日の実況スレ盛り上がりまくってたろ
日曜深夜でカタールエクアドルの微妙なカードの割に1500レス超えるようなスレもいくつかあったし 宣伝しても電通の儲けにならないからいつもより宣伝が少ない
本当にただそれだけだと思う 知らない間に開会式終わってたのはたまげた…
テレビ観なくなったっていう事なんやろな なにが酷いってアベマでも大して盛り上がってないことよ ロシア&ウクライナ、世界的不況、コロナ
で球蹴り大会とかアホか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています