痛ましい事故は、なぜ起きてしまったのでしょうか。

取材を進めると、事故現場周辺で聞かれたのは、「車がないと生活が不便だ」という声でした。
容疑者の自宅から最寄りのバス停までは約650m、徒歩6分程度の距離です。

また、最寄りのスーパーまでは約1kmで、徒歩12分程度。
こうした生活環境から、波汐容疑者は“車を手放すことができなかった”のでしょうか。