プロ野球選手の1軍の最低保証年俸は、現在、1,600万円となっています。(野球協約第89条の2「出場選手追加参稼報酬」)

月給に換算すると、約133万円でボーナスはありません。

以前の1軍の最低保証年俸は1,430万円で、2019年11月、年間150日以上1軍に在籍した場合は1,600万円に引き上げが決まりました。

また、その年の年俸が1,600万円未満の選手でも150日以上、出場選手登録されていれば、少なくとも年俸が1,600万円まで引き上げられることになります。

1軍に年間150日に満たない場合(年俸1,600万円未満)には、出場選手登録された日数に基づいて1,600万円との差額が登録一日当たり150分の1ずつ加算されます。

例えば、年俸700万円の選手が1軍に昇格した場合には、最低保障年俸の1,600万円との差額は900万円となります。

これを150日で割ると6万円になり、10日間出場選手登録されれば60万円、100日間なら600万円が年俸に加算されます。