提訴:同級生に殴られ後遺症 元中2女子、鹿児島市などを訴え /鹿児島

同級生の男子生徒に殴られ後遺症を負ったとして、鹿児島市立中学2年の女子生徒 (当時)が、
同市と男子生徒に対し慰謝料など計約1億8600万円の損害賠償を求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。提訴は10月14日付。
訴状によると、女子生徒は08年9月24日、校内の廊下で男子生徒に対し、ほかの同級生との身長差について冗談を言ったところ、
腹を立てた男子生徒が女子生徒の 腰などを拳で数回殴った。女子生徒は元々背骨などに持病があり、殴られた後は
2度手術を受けたものの介護が必要な後遺症が残った。女子生徒側は「学校は持病について、ほかの生徒に適切な指導、配慮を怠った」と主張している。

市は「代理人と訴状を分析し、対応を明確にしていきたい」とコメントした。