2019年に自殺した女子生徒の両親は25日、会見を行い、県の内堀教育長などから謝罪を受けたと明らかにしました。

遺族側によりますと、南信地方の県立高校に通っていた当時18歳の女子生徒は、高校の実習助手の男性と交際に発展しましたが、男性が別の女子生徒と交際していることがわかり、2019年2月、校舎から飛び降りて、死亡しました。

遺族側は2021年、県に1億3600万円の損害賠償を求めて地裁飯田支部に提訴。

遺族は「いくら謝罪されても亡くなった子どもは戻って来ないのでどうにもならないがそれに代わって今後こういう事案が起こらないように各教育現場、教育委員会が対処してほしい」と会見で訴えました。