徳島県の高校の給食に、食用コオロギを使ったメニューが登場しました。

 コオロギは「食料問題の解決策」とも期待されていて、学校給食への活用は国内初の試みだといいます。

 徳島県小松島市にある県立小松島西高校の28日の給食、「カボチャコロッケ」には、食用コオロギのパウダーが練り込まれています。
 
 鳴門市にある徳島大学発のベンチャー企業・「グリラス」と、高校の食物科の生徒が協力して開発しました。

 食用コオロギを活用したメニューの学校給食は、日本で初めてだということです。

 (徳島駐在・住友聖カメラマン)「全然、違和感ないです。おいしいです。香ばしい味もしますね」

 食用コオロギは、牛や豚などと比べて少ないえさで育てることが可能で、環境問題や食料不足の解決策として注目が集まっています。

(給食を食べた生徒)「かぼちゃの甘みとコオロギの、エビやカニのような香ばしさが合ってすごく美味しかったです」

 小松島西高校では、今後もコオロギを活用した給食のメニューに挑戦したいとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c643017dcd01b42fd223d67e5160b5822ff296bf

食用コオロギの入ったコロッケを食べる女子生徒
https://i.imgur.com/PJyRYkA.jpg