日本ハム・万波中正外野手(22)が札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、昨季年俸900万円からアップでサインした(金額は推定)。

「もっとできると思っていた自分がいた。後半戦で上積みができなかった。自分の実力が露呈したと思いますし、なかなか悔しい1年でした」

高卒3年目の今季は100試合に出場し、いずれも自己最多となる14本塁打、40打点、打率・203をマークした。「(球団に)これだけチャンスをいただいて結果を残せなかったことを重く受け止めていますと伝えました」と悔しさをにじませた。

「絶対来年やってやろうと思っている。外野の争いはさらに熾烈になる。今年のままでは1軍にいたり試合に出たりするのは難しいと思う。レベルアップしてがっちりレギュラーをつかみたい」と気合を入れた万波。打率・260、30本塁打、80打点を目標に掲げた。並々ならぬ覚悟とともに4年目へ挑む。