https://news.yahoo.co.jp/articles/9770a7dc581ff64f0de31a789b8701c8b2fbbbbd
DeNAの石井琢朗チーフ打撃コーチ(52)が中日からトレードで加入する京田陽太内野手(28)に「(バットを)ちゃんと振っとけよ」と助言をしていたことを明かした。

 石井コーチは広島のコーチ時代に知人を介して京田と食事をしたことがあった。移籍が決まった京田から「よろしくお願いします」と電話があった際、ひと言だけ伝えたという。

 京田のプレーを注目してきた。「三拍子そろっていて、(石井コーチの現役時代と)同じショートのポジション。気にしては見ていました」。今季43試合で、打率1割7分2厘に終わったが「崩していたのは自分(京田自身)かなと思っている。新たな気持ちでのびのびやってくれればいい、脂の乗った年齢。ポテンシャルのある選手なので、新天地できっかけをつかんでくれれば」と復活を確信している。

 新人王をとった2017年の2割6分4厘が最高打率。「良かったころに周りがあまりにも固執する必要はない。今の京田君を素直に見てあげることが大事」と優しいまなざし。振り込んでキャンプに臨んでくる京田の指導を楽しみにしていた。