>>271
(3) 外注先が実作業を行ない、発注元は外注先に対して各種の業務依頼を行なうことになる。発注元の自社としては、業務依頼は文書 (メール、パワーポイント、Teams 等) で行なうことになる。そこで、システム技術の本質があまり分かっていないのに、文書やコミュニケーション能力、調整能力といった面の能力が高い者が、自社のシステム管理担当 (実質的には、外注業者との調整担当) として割り当てられる。これにより、「システム管理部門」=「調整部門」であるという誤った性質の認識が、組織内に固定的に付着してしまうことになる。